就職活動を乗り切るために 

自らの体験を元に、就職活動に関する記事を書いていきます。16卒から実施された新しい就活スケジュールに対応。

【理系の就職活動】学校推薦についてまとめてみた

 今回は、理系の就活生が利用できる学校推薦に関する記事を書いていきます。

 

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学校推薦とは

 学校推薦とは、学校の紹介で企業の選考に応募する方式です。学校推薦を利用できるのは、ほとんどの場合理系の学生のみです。理系が就職で有利と言われているのは、この学校推薦が理由なのではないかと思います。

自由応募との違いは?

 自由応募では、学生は自分がどの大学のどの学部に所属していたとしても、自由にエントリーすることが出来ます。一方で、学校推薦大学ごとに応募できる企業が異なります。さらに言うと、学部・学科ごとに学校推薦で応募できる企業・定員数が違います。どの企業に学校推薦で応募できるのかという情報は、大学のホームページ等で公開されると思います。
 学校推薦を利用して内定を貰った場合、辞退することは出来ません推薦状(もしくは推薦状と同等のもの)を提出する前であれば辞退ができますが、もしも推薦状を提出した後に辞退をした場合、来年度以降、その企業への学校推薦での応募ができなくなる可能性があります。
 かなり制限の多い学校推薦ですが、一番のメリットは「自由応募よりも選考ステップが短い」という点です。例えば、同じ企業でも、自由応募では複数回の面接が行われるのに対し、学校推薦では1回の面接のみで内定が貰えるということもあります。

レベルの高い大学ほど、学校推薦で応募できる大企業が多い

 企業側がなぜ学校推薦の制度を設けているかというと、なるべく優秀な学生を確実に採りたいからです。そのため、大企業はレベルの高い大学に優先的に枠を用意します。このあたりも、高学歴が就活において有利だと言われる理由でしょうか。

学校推薦=絶対に内定がもらえるというわけではない!

 よく勘違いしている人が居るのですが、学校推薦を利用すれば絶対に内定がもらえるというわけではありません。自由応募よりは楽ですが、学校推薦を利用する場合でも、ES・適性検査・面接を突破しなければなりません。

「いつ結果が決まるのか」をしっかり確認しよう

 学校推薦による選考ステップは、企業ごとに方式が全く異なります。
私が就活をしていた時は、8月より前にマッチング面談と呼ばれる選考行い、8月以降に意思確認のような最終面接を行う企業が多かったです。このような企業ではマッチングが成立すると、推薦状を持参して最終選考に参加すれば確実に内定が貰えます。
 ただ、企業によっては、推薦状を提出した後も面接で学生をバシバシ落としてくる場合があります。詳しくは募集要項を確認してみてください。